2014年11月アーカイブ

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音の厚みはどうやって作られるのかを探るため、ちびちびと続けていたフィンランディアの楽譜入力ほぼ完了。音符が入っただけで機械演奏感ばりばり。パート間の音の大小とか強弱はこれから調整していく。それでも分かったこととしては、

・単音しか出せない楽器がまとまって作り出す和音は、その瞬間瞬間で勇ましい感じ、優しい感じ、名残惜しい感じ、等とどんどん変わっていく。それは主旋律という主人公が和音を使って心情を語っている、ようにも感じられたりして、「これはうまいな〜」と何度も唸った。
・この音をあのパートでも、別のパートで何度ずれている、みたいな調査を始めたらもっと分かってくるのだろうが(そもそもの目的はここ)、けっこう手間がかかりそう。パート間のバランスを取りながらトライする。
シベリウスに師事した人も、きっと同じような感心・感動を感じたのだろうか、なんて思ったりして(ま、こんなド素人は師事しない)。作業そのものは面倒だが、いろいろ感心しながら楽しめた。曲としてまとまりそうなところまでは頑張る(ここからが長そう)。

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